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Chromeの「ウイルス感染」通知が消えない?Windows 11で止める方法

パソコンの右下に「ウイルスに感染しました」「今すぐ修復」と何度も出ると、故障や感染を心配してしまいます。Chromeを使っている場合、ウェブサイトに許可した通知が原因のことがあります。まず警告を押さず、Chromeの通知設定から送信元を確認しましょう。

ただし、すべての警告が偽物というわけではありません。この記事は、主にWindows 11上のパソコン版Chromeから届くサイト通知を対象にしています。Windows セキュリティの警告、Edgeの通知、スマートフォンの設定は操作が異なります。

情報確認日:2026年11月2日。GoogleとIPAの公式案内を基に整理しています。Windows 11実機での操作検証は未実施です。Chromeのバージョンや管理設定によって項目名が異なる場合があります。

最初に確認:どこに、何が表示されていますか?

右下に繰り返し届き、Chrome名やウェブアドレスが付いている場合:サイト通知の可能性があります。通知本文の「修復」「スキャン」ボタンは押さず、次の手順で通知の許可先を見直します。

ブラウザ画面内が警告で埋まる場合:ページに表示された偽警告の可能性があります。表示中の電話番号へ連絡したり、指示されたソフトを導入したりしないでください。閉じ方はIPAのサポート詐欺への注意喚起を参照してください。

Windows セキュリティなど、インストール済みソフトの警告の場合:一律に通知を止めないでください。通知のリンクからではなく、スタートメニューなどから該当アプリを自分で開いて検出状況を確認します。ロゴや製品名だけでは本物と判断できません。

手順1:Chromeの通知を許可したサイトを確認する

1. Chrome右上の「︙」から「設定」を開きます。警告内のボタンではなく、Chrome自体のメニューを使います。

2. 「プライバシーとセキュリティ」→「サイトの設定」→「通知」の順に開きます。

3. 通知の送信を許可しているサイトの一覧を確認します。不審な通知に表示されているアドレスと、許可先のアドレスを見比べます。確認のために、そのサイトを訪れる必要はありません。

参考:Google Chromeヘルプ「通知を使用してアラートを受け取る」。仕事や学校が管理するブラウザで変更できない場合は、管理担当者に相談してください。

手順2:不審なサイトの通知許可を取り消す

4. 不審なサイトの右側にある「︙」を開きます。IPAの案内では「削除」を選んで通知の許可を取り消します。「ブロック」が用意されている画面では、そのサイトからの通知を拒否できます。

5. その後、同じ送信元から通知が届かないか確認します。すでに通知欄に残っている表示と、新しく届く通知を区別してください。

見覚えがないという理由だけで、仕事用サービスや必要な通知までまとめて消す必要はありません。まず不審な送信元を対象にします。通知が邪魔で操作しづらい場合は、いったんネット接続を切って設定を確認する方法もIPAが案内しています。

出典:IPA「ブラウザの通知機能から不審サイトに誘導する手口に注意」(最終更新:2026年3月18日)。

「通知を消せた」と「被害がない」は別に確認する

通知を許可しただけ:まず通知許可を取り消します。通知が出た事実だけで、ウイルス感染が確定したわけではありません。

リンクを開いたが、入力やインストールはしていない:不審なページを閉じ、ダウンロードが発生していないかを確認します。身に覚えのないファイルは開かないでください。クリックしただけで安全だとも、感染したとも断定できません。

パスワードを入力した:不審なページの案内を使わず、安全な端末から公式アプリや公式サイトへ入り、パスワード変更とログイン状況を確認します。同じパスワードを使っていたサービスも確認が必要です。Googleアカウントの場合は、不正使用されたアカウントの保護手順も参照してください。

カード情報を入力・支払いをした:カード裏面や公式アプリなどで連絡先を確認し、カード会社へ相談します。警告やメールに書かれた連絡先は使わないでください。

ソフトを入れた・遠隔操作を許可した・指示されたコマンドを実行した:通知を止めるだけで対応を終えず、ネット接続を切り、会社のPCなら管理担当者、個人のPCなら正規のサポート窓口へ相談します。相談用に操作時刻やソフト名を控え、パスワードの変更などは別の安全な端末で行います。

通知を止めても不審な動作が続く場合

別の送信元や別ブラウザから通知が来ていないか確認します。ホームページや検索エンジンが勝手に変わる、削除した拡張機能が戻るなどの症状は、通知の許可だけとは別の問題である可能性があります。

Googleの望ましくない広告・マルウェアの対処案内を確認し、身に覚えのないアプリや拡張機能を見直してください。会社のPCで不明なアプリを自己判断で消したり、セキュリティ機能を無効にしたりしないでください。

再発を防ぐために見直したいこと

動画の再生や本人確認を口実に通知の「許可」を求められても、必要性が分からなければ許可しないことが基本です。また、警告を消すためにセキュリティソフトの保護機能を止める方法は避けましょう。

アカウント保護を見直すときは、当ブログの2段階認証に関する記事も参考になります。こちらは公開当時の拡張機能紹介なので、現在の対応状況や設定は各サービスの公式案内も併せて確認してください。

よくある疑問

Chromeを削除すれば解決しますか?
サイト通知が原因なら、まず送信元の通知許可を見直せます。最初からブラウザ全体を削除する必要はありません。

パソコンの通知を全部オフにしてもよいですか?
必要な通知まで見えなくなるため、この記事では不審なサイト単位の見直しを案内しています。OS側で通知を隠すだけでは、サイトへの許可や導入済みソフトの確認は済みません。

有名企業のロゴがあれば本物ですか?
ロゴや名前は偽装されることがあります。表示だけで判断せず、自分で公式アプリや公式サイトを開いて確認してください。

参照した公式情報

・Google Chrome:通知の設定
・Google Chrome:望ましくない広告、ポップアップ、マルウェアの対処
・IPA:ブラウザの通知を悪用する手口
・IPA:偽のウイルス感染警告への注意喚起

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